女性目線で考える!完全分離型二世帯住宅の間取りを比較

 

二世帯住宅 完全分離型 間取り

二世帯住宅の建築費と同居スタイル

 

二世帯住宅を作る際には、しっかりと建築方法などを考え、そしてどのようなスタイルの二世帯住宅にするのかを考える必要があります。

 

建築方法というとちょっと難しいですが、木造なのか鉄骨なのか、在来工法なのかツーバイフォーなのか、工法は何を選択するのかといったことで、これによって坪単価が変わってくるのです。専門的なので難しいですが、大まかなことを知っているだけでも選択する際には材料となります。

 

二世帯住宅では玄関、風呂、トイレなど生活に必要なものを二つ以上作ってそれぞれ使えるようにする完全分離型二世帯住宅もありますし、一部を共有する形や、完全に一世帯と同様にした同居型二世帯住宅があります。これも設備や部屋の間取りなどに大きな影響を与えますので、建築費に多大な影響をもたらします。

 

同居型二世帯住宅なら建物が1世帯で住む住宅と変わりはありませんから、大きな家にすむくらいの建築費用で考えて大丈夫です。

 

難しいのは完全分離型や一部分離型の二世帯住宅です。どの部分を共有してどの部分を分けるかによって工事の手間や設備が違ってきますので、トータルの建築費用も決定次第で大きな違いが出てきます。

 

そのため、完全に希望通りにすると大きな費用がかかることになりますので、こだわる内容にもしっかり優先順位を作っておくことが必要です。

 

二世帯住宅は設計段階では大丈夫でも、住んでみるとトラブルが生じるということも多いです。ですから、可能な範囲で予行演習として、今の住居である程度長期の同居を行うところから検討を始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

二世帯住宅の子育て問題

 

二世帯住宅に住む場合、子供世帯に子供ができ、親世帯から見て孫がいる家庭というのも多いです。孫が小さい間は、親世帯が親代わりとなって育児に励むという例も多いのではないでしょうか。

 

今は共働きの夫婦が増えていることもあり、なかなか育児に手がつけられないという家庭も多く、こうした親が見てくれる環境は非常にメリットが大きいです。職業選択の上でも自由になりますし、また学童などに預けるよりも安心感があります。

 

二世帯住宅で暮らす目的には親世代の介護という声も多いですが、それは子供世帯が意識することで、親世帯としてはこうした子育てに関しても貢献したい思いから提案することも少なくないのです。

 

孫にとっては祖父母が一緒に住むことは好ましいことが多いのですが、ただし中学生高校生くらいになると、生活リズムも変わり、夜遅くまで何かをしていることが多くなるため、祖父母と生活リズムが合わなくなり、生活の中での摩擦も増えてきます。

 

子供世帯がなかなかそういった部分に配慮がないと、孫・祖父母に余計なストレスを与えることにもなりかねません。共働きだとしても、家族の状況にはいつも注意を払っておくことが大切です。

 

親世帯も孫と触れ合うのは楽しみではありますが、さすがにいつまでもそればかりをするわけにもいきませんし、また自分たちの生活を楽しむ権利があります。何をどこまで、いつまでお願いするのかは、しっかり線引きをすることが大切です。

 

二世帯住宅の資金と相続

 

住宅づくりにおいて一番悩ましいのはやはり資金の問題です。人生で一番大きい買い物と言われるだけあって、適当に購入することはできません。

 

二世帯住宅であれば、住居はひとつですが、支払いが必要な世帯は二つになりますので、経済状況によって違いはあるものの、多くの場合はだいぶ楽になります。

 

特に親世帯との二世帯住宅での場合には、頭金を多く出せる親世帯がいれば月々がだいぶ楽になります。ローンの種類も二世帯で組むことで有利な条件になっているローンも少なくありません。

 

しかし、どちらかに依存した形の資金の捻出は、後々のトラブルの原因になることもあります。何かのはずみで月々のローン支払いが滞ってしまったり、平等じゃない折半となった場合には、何かの関係性のひずみからそれをネチネチ言われることもあります。

 

また、いざという時に「土地の所有権」を巡っての問題や、財産相続について問題が生じるケースもあります。特に遺言も何もない場合には、住居や土地という簡単に分割できない状態にある不動産を考えた財産相続のバランスを検討する必要があります。

 

二世帯住宅においては、住宅購入だけでなく、その後の所有権や相続権についても平時から話し合っておくことが必要です。

 

そして、普段から関係を良く保つことと、家族だからという甘えは捨てて、互いに互いの責任を果たし、互いを敬って気持ちのよい付き合いをすることです。資金に関する問題が大きくなる場合には、感情的な側面が入ってくることが多いので気を付けなければなりません。

 

二世帯住宅の台所事情

 

二世帯住宅をする場合に、同居型の二世帯住宅であれば、キッチンの共有についてはしっかり考えておく必要があります。

 

共用する時に実はキッチンは注意しなければならない場所です。キッチンは女性にとっては城のようなもので、絶対的に守りたい場所のひとつとも言われています。同じ家族でも、勝手に物を動かしたりするとトラブルになることが少なくありません。

 

しかし、キッチンが共有となると、そのキッチンの主人が2人以上になることが予想されます。最近は共働きの影響で男性もキッチンに立つ人が増えてきており、しっかりルールを作っておかないとトラブルのタネが増えることになります。

 

使い方には各々のスタイルがあります。そのスタイルの中から妥協できる点を見つけ、共有しておくようにしないと些細なことで人間関係が悪くなります。特に嫁姑の関係でのキッチン共有は難しいものであることを覚えておきましょう。

 

また、食材の買い出しを誰がするのか、料理当番なども決めておく必要があります。これもやはりルールを守らないと悪い印象を与えることになるので気を付けてください。食費や生活費のルールもしっかり決めておく必要があります。

 

キッチンの好みは人によって違いますし、最近のシステムキッチンは高さなどもかなり自由に設計できるようになっていますが、役割を決めておき、誰に合わせるのかをしっかり考えないと、使いにくいキッチンになるので注意しましょう。二世帯住宅では関係者が多くなりますので、事前に了承を取り付ける調整やルールの徹底化が大切です。

 

二世帯住宅の費用と業者

 

二世帯住宅は二世帯で住む住宅を言います。

 

今は特に高齢の両親との二世帯住宅が多く、介護や育児の問題の解決が期待できることもあり、条件によっては減税や補助金が出る場合もあります

 

家を作る際には費用が気になりますが、二世帯住宅の場合にはその二世帯をどのように収容するかによって完全分離型、一部共用型、完全共用型に分かれてきます。

 

これは家の様々な空間をどこまで世帯で分けていくかによって決まってきます。当然、キッチンやお風呂、トイレ、玄関などの特定の目的をもった部屋が複数必要となると、その分だけ建築費用がかさむことになるので、コストの問題も関わってきます。

 

二世帯住宅では、普通の住宅よりも1000万円ほどは高くなることが多いですが、建築にかかる費用は折半になるので一世帯あたりはローコストです。しかし完全分離型になるとそれでも4000万円程度になることは少なくなく、それなりの金額になる覚悟が必要となります。

 

また、二世帯で住むからこそ家の中の防音や衝撃なども気になりますし、将来的な介護や防犯などにも配慮した家づくりが必要となります。

 

そのため、やはり実績ある業者を選択して依頼することは成功のためには欠かせないと言って良いでしょう。

 

住宅メーカーによってその工法や得意分野には違いがありますので、それを踏まえて二世帯住宅を考えていく必要があります。様々な実例を持っているので、業者に状況を説明すると施工した例を紹介してくれるなど、メリットも多いので、最終的にそこにしないにしても相談はしてみた方が良いでしょう。

 

南向きが日当たりが良いとは限らない

 

日当たりがよい部屋のイメージというのは、南側に窓や開口部がある部屋となりますが、それが本当に良いのでしょうか。

 

本当は、敷地の形や周囲の環境などによって、日当たりというのは変わってくるため、南向きに開口部を作ればいいとは限りません。どうやっても影ができてしまうケースも無くはありません。

 

また、南向けが日当たりが良くなるのは昼間、日中になりますので、生活スタイル上、日中は人がいないという家の場合にはあまり意味がありません。それよりは朝日が入りやすいように東向きを中心に部屋の間取りを考えた方が良い場合もあります。

 

南側に窓があっても、プライバシーが気になってカーテンを開けられないなら窓があってもあまり効果がありません。

 

夏は西日の日差しが強くなるため、西向きは暑いと言われますが、冬は夕方まで部屋に日差しが入るために寒がりの人には良いとも言います。

 

あまりにも光の入り方について単純化してしまうと、「そういえばそうだ」と感じるようなことを見落としてしまいがちです。

 

白い壁や天井は光を反射して部屋を明るく見せてくれますので、家の壁紙を変えるだけでも部屋は明るくなりますし、鏡面仕上げの家具も部屋を明るく見せてくれます。また、室内に鏡を入れることで部屋を明るく見せることも可能です。

 

間取りもシミュレーションや3D技術の進歩でより緻密に検討ができるようになっていますが、さすがに周辺環境まではデータにはありません。実際に現地を下見したり、住んでいる人がしっかり考えてイメージすることが大切です。

 

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